皆様こんにちは!
子育てライフ楽しんでいますでしょうか?
さて、今回は小さい子供の知育グッズとして人気のビジーボードについて記事にしてきたいと思います。
最近はSNS等で話題なのですが、100円均一で自作に簡単に作れ、オリジナリティのある映えるビジーボードが作成できると話題になっています。
しかし、100均自作のビジーボードは危険がいっぱい。そのあたりも含めて説明していきたいと思います。
■ビジーボードとは
まず、「ビジーボードとは何ぞや?」と思った皆さんへの説明から。
ビジーボードとは、壁や床に取り付けるボード型のおもちゃの事。磁石性や穴が開いていて、色々なおもちゃをくっつけて、オリジナリティある知育玩具に仕上げることができるおもちゃです。
音が鳴るもの、引っ張れるもの、回せるもの、等々…お子さんの年齢や興味に合わせて組み合わせることで何通りにも遊ぶことができます。
児童センターやボーネルランド等、子供が集まる施設には必ずといっていいほどありますので、小さなお子さんを持つ家庭なら一度は見たことがあるのではないでしょうか?
■100均で作れるビジーボードとは
そのビジーボードですが、最近100円均一で簡単に作成できるとSNS上で話題になっています。
ダイソーなどで売っている有孔ボード(デザインボード)を本体として、有孔ボードに付けるおもちゃもすべて100円均一で作ってしまうというもの。
おもちゃは下記のようなものを選んでいるようです。
- スイッチライト
- ハンドスピナー
- 呼び鈴
- ベル
- カラーテープ
- ウエットティッシュのふた
- ぬいぐるみ
- 電卓
- キッチンタイマー
- …等々
子供が触ると楽しそうなアイテムは100均にはいっぱいあり、オリジナリティのある世界で一つのビジーボードが作れます。
接着するために必要な接着剤や結束バンド、テープ等ももちろん100円均一で揃います。
大きさやつけるおもちゃをどれくらい買うかにもよりますが、1000円以内でオリジナルなビジーボードが完成します。
■100均ビジーボードは危険がいっぱい
そんな100均で作れるビジーボード、最近は人気で沢山の人が自作しているのですが、実は危険がいっぱいです。取り扱いや作成方法を間違えてしまうと『最悪大事なお子さんが亡くなってしまう』という可能性だってありますので、注意点を記載していきます。
〇有孔ボード(デザインボード)の危険性
まずは土台となる有孔ボードの危険性です。
100均一で売られている有孔ボードはビジーボード用に売られているわけではありません。基本的には観賞用や玄関先・キッチンなどに置き、ダボや専用の金具を取り付けて小物を飾ったりひっかけたりして使用するものです。
つまり「大人用」のものが大半です。
大人が使っていても発生する可能性がありますが、小さな赤ちゃんが使用すると下のような危険が発生する可能性があります。
・ささくれやトゲがあり、そげが刺さる可能性がある
・材質や塗装が口に入れてはいけない原料を使用しており、赤ちゃんが舐めてしまう可能性がある
・取り付けるおもちゃの荷重によってはボードが割れてしまい赤ちゃんの上に落ちてくる可能性がある
商品には「取扱注意」や「成分表示」の但し書きが必ず記載されていますので、そこを必ず読み子供に使用しても問題ないものか、必ず確認するようにしましょう。
※大体の有孔ボードの注意事項には「小さなお子様の手の届かない場所で使用してください」と記載があると思います。
100均の有孔ボードでは心配だと思った方はこちらの有孔ボードがお勧めです。
Made In Japanで天然木を使用しており、素材は「人にやさしい・ホルムアルデヒド低減の最高基準」である最上位等級規格製品、F☆☆☆☆(エフ・フォースター)がとられていますので安心です。
○取り付けるおもちゃの危険性
次に気を付けるべきはおもちゃ側の危険性です。
こちらもボードと同様に100円均一で売られているものを取り付ける場合、基本的にはビジーボード用に作られた製品ではありません。
まず気にしたいのは「子供が触った時に安全なものかどうか」。各箇所が尖っていて刺さってしまわないか、急にふたが閉まって手を挟んでしまわないか、子供が触ってもかぶれないか…等、色々チェックが必要です。
また「口に入れても問題ないものかどうか」もチェックが必要です。子供はおもちゃをよく舐めますし、噛みます。その時に口に入れても問題ない塗料が使われているか、飲み込んでしまう大きさではないか、また万が一飲み込んでしまっても呼吸ができるかどうかなどのチェックが必要です。
さらに100円均一のおもちゃなどは簡単に壊れてしまう事もあり、部品がバラバラになった時に安全か、飲み込まないか等も気を付けたいところです。
まとめるとこんな感じ
・とがっているおもちゃで体を切ってしまう。
・ふたが閉まって手が挟まってしまう。
・口に含んではいけない塗料が塗られたおもちゃを舐めてしまう。
・口に入れて飲み込んでしまいのどに詰まらせる。
・おもちゃが壊れて小さい部品となり、飲み込んでしまう。
これらのチェックが面倒であれば、取り付けるおもちゃもベビー用品でそろえることをオススメします。きちんとしたベビー用品であれば安全基準をクリアしたものになりますので比較的安心して使用できます。
○接着剤や結束バンドの危険性
ボードやおもちゃだけでなく接着剤や結束バンドなど、ボードとおもちゃを接着するために使うものも危険がいっぱい。
子供が舐めても問題ない成分か、切り口は尖っていないか、接着剤が乾いてなくて子供の手がくっついてしまわないか…等、気にしなければいけない所はたくさんあります。
危険をまとめるとこんな感じ
・舐めてはいけない成分の接着剤を子供が舐めてしまう
・結束バンドの切り口が尖っていて手を切ってしまう
・接着剤が乾いておらず、子供の手がくっついてしまう
マジックテープ性の結束バンドなどは比較的危険性が少ないのではないでしょうか。
このように安くて便利な100均のアイテムですが、使い方を間違えると危険がいっぱいです。
大事な子供の命や健康を守るためにも、安さよりも安心を取って作成するようにしましょう。
■市販のビジーボードの紹介
ここまで読んで「手作りって色々面倒!」と思われた方も多いのではないでしょうか?(私もその一人(笑))。
ということでここからは市販で売っているビジーボードを紹介していきたいと思います。
「ビジーボード」として売っていますので赤ちゃん・子供が使用する前提で作られてます。最低限のチェックだけで、安心して使うことができて便利です。
また、知育グッズとして考えられて作られている為、おもちゃ一つ一つの意味がしっかり考えられているところもポイントアップです。
■まとめ
今回は「【100均】自作のビジーボードは危険!最悪は死んでしまうかも。」題して100円均一で自作するビジーボードの危険性と代わりになる商品を紹介しました。
自作のおもちゃを子供が遊んでくれるのも感動的ですが、愛情があるからこそ安心できるおもちゃで遊ばせてあげたい所。親の自己満足や低コストを優先させず、安全なおもちゃを選んであげてください!
それでは!
コメント
穴があるから有孔なので、有効→有孔だと思います。
コメントありがとうございます。また、誤字の指摘もありがとうございました。早速修正致しました。
また読み直すと他にも沢山誤字が。。。申し訳ありません。併せて修正しました!