四則演算・計算問題に強くなる為の普段からの勉強方法を考える

math謎解き

みなさん、こんにちは!

さて、今回は謎解きや脱出ゲームイベント等には必ず出てくると言っても過言ではない計算問題

覆面算や数列、暗号解読等等、数々の問題に計算問題は絶対出てきます。その中でも基礎中の基礎である四則演算を今回は取り挙げます。

脱出ゲーム等で時間制限がある場合は、計算が得意な方が何かと都合がいい場合って多いですよね?

でも「計算問題って苦手なんですよね…」っていう人は結構います。

そこで今回は忙しい現代社会の皆さまの為の、普段の生活の中で出来る四則演算の勉強方法について考えてみたいと思います。

■四則演算とは…?

math

四則演算とは皆さん何かご存知でしょうか?

四則演算とは、足し算(+)・引き算(-)・掛け算(×)・割り算(÷)の4つの計算方法を総称した言い方です。

また、Wikipediaからも抜粋しておくと

加算 (addition)、減算 (subtraction)、乗算 (multiplication)、除算 (division) の4つの演算を、四則(しそく)あるいは四則演算と称する。 

Wikipedia


とも言います。

全て小学校の低学年までで習う計算方法で、大人なら誰でもが計算できるはずです。

しかし大人でも以外に苦手な方も多く、少し複雑な計算が必要になると計算に時間がかかったり、答えを間違ったりしてしまう人が多いのも事実です。

■計算問題に強くなるためには…

hint

計算問題に強くなるためには、どうすればよいか……それは、日々計算問題に目を触れ練習する事です!!

「…いや、正論だけど他にないのか…」と思ったあなた、そんな甘いものは有りません(笑)。

もちろん複雑な計算問題を簡単に解くためのテクニック等は存在しますし、その辺りは別途まとめたいと思いますが、計算のスピードを上げたり、出来るだけ間違えない様に計算するには、日々の努力が絶対的に必要になります。

数字を普段から意識して目にする事、その数字を頭の中で思い浮かべて計算する事が計算問題に強くなる近道です。

「ただでさえ苦手なのに毎日数字を目にしたくない!」

「仕事・プライベートで毎日忙しい中、計算問題に時間を割く事が出来ない!」

そんな方は沢山いらっしゃると思います。

しかし、そんなに時間をたっぷり取って苦痛な計算問題に目を向けなくても、普段の生活の中で簡単に・楽しく計算問題を練習できる方法は沢山あります!

そんな練習方法を下記からいくつか紹介します。

■計算問題の練習方法

ここからは計算問題の練習方法について記述します。

ご自身のスタイルに合う方法を是非発見してください!

■勉強方法1 計算ドリルをこなす

book

まずご紹介するのは計算ドリル。「計算問題に強くなるには」と想像する時にほとんどの方が真っ先に浮かぶ勉強方法ではないでしょうか。

「計算ドリル」というと小学校にやった様な、数式が書かれていて答えを回答していくものを想像しがちですが、最近では謎解きや脱出ゲーム・脳トレがブームになっていることもあり、ゲーム感覚で解ける計算ドリルが世の中にはたくさん出回っています。

ですので、小難しく勉強するのではなく、楽しくて没頭してしまい、いつの間にか時間が経っていた!なんてことも。

●例えばこちらのドリル

このドリルでは3×3の9マスでできていおり、全ての列・行には、必ず 1, 2, 3 のいずれかの数字が重ならないように入ります。
また、1マスで表示されるエリアは、その数字そのもの。2マスにわたるエリアは、数字の加減乗除のいずれかの値。3マス以上の場合は、加算乗算のいずれかの値、となります。

この条件を元にこのパズルを完成させる事が出来ればクリアとなります。

例えば下記の様な問題があります。解いてみてください。

問題例

┏━━┳━━━━━┓
┃  ┃  6  ┃
┃ 4┣━━┳━━┫
┃  ┃  ┃  ┃
┣━━┫ 2┃ 3┃
┃ 2┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┻━━┛

答えは下記です。

123
312
231

このようにパズルを解いている様な感覚で計算が出来るので、算数が苦手な人(子供)でも驚くほど楽しく、継続してチャレンジできます。

●他にもこんな本もあります。

この本の表紙に書かれている問題、脱出ゲーム系の小問題でよく見かけませんか?私は少なくとも2桁は見たことがあります(笑)。

この本はこの手のパズルがいくつも載っており、パズルを解いている感覚で計算に慣れ、計算脳を鍛える仕組みです。

脱出ゲームの問題さながらで練習できますので、かなり実践的だと思います。

というように、様々な視点からゲーム感覚を取り入れた計算ドリルが発売されています。

謎解きや脱出ゲームに実際に出てきそうな問題も沢山ありますので、この様なドリルは計算問題が得意不得意に関わらず、体験しておいて損はないのではないでしょうか?

小学校の宿題で出るようなシンプルな計算ドリルのような本ももちろん有りますので、こちらの方がしっくりくる方用に商品リンクを貼っておきます。

■勉強方法2 スマホアプリで勉強する

smart-phone

計算ドリルは何も本だけではありません。

スマホアプリで計算ドリルの勉強をすることもできます。

ただし紹介しておきながら何ですが、私はスマホアプリでの勉強方法はあまりオススメしません。

なぜなら「すぐ飽きて止めてしまう」からです。

貴方のスマホにもいくつかありませんか?「楽しそうだからダウンロードして1回プレイしたけれど、それ以降2度と開いていないアプリ」が…。

計算ドリルに必要なのは本記事の冒頭にも書いた「継続」です。

無料アプリで特に感じますが、構造がやっぱり単調で、ゲームの場合は時にその単調さがプラスに働いて熱中してしまうのですが、こと計算アプリになるとその単調さが裏目に出てしまい、長続き出来ないパターンが多いと感じます。

「やらないといけないな~」と思いながら、計算ドリルアプリの横にある、ソシャゲアプリを開いてしまったり…ね。
(私の場合はドラクエウォークをポチってしまいます(笑))

これは人によって合う・合わないの問題なのでスマホアプリが合う人もいると思いますので、上記は一概には言えません。

無料で、かなり手軽に計算練習が出来るという点においてスマホアプリ程優秀なものは無いと思いますので、一度入れてみて自身に合うかどうかを試してみるのもいいのではないでしょうか?

■勉強方法3 ふと見る数字で10を作る癖を作る

TEN

こちらははお金をかけずに普段から出来る実践編。

冒頭にも説明した通り、計算問題に強くなる為には普段から数字に触れておく必要があります。

実は数字って、普段生活しているだけでも沢山目に入ってきますよね?

車のナンバー・切符に書いてある番号、コンビニのレシート番号。時・分・秒…等

その目に入った数字同士を足す・引く・かける・割るの四則演算を行って、10を作れるかを頭の中で考える癖を普段から付けることで、計算する頭が身に付きます。

「どういうこと?」と思った貴方へ、例を挙げます。

あなたが車を運転していて赤信号で止まったとします。その時前で止まっている車のナンバーが「23-64」だとして、この「2・3・6・4」の4つの数字を四則演算して、信号が青信号になるまでに10を作れればクリアという条件で頭の中で考える。

(ちなみに答えの例としては(6+4)×(3-2)=10)

いかがですか?

これであれば普段の生活の中ですぐにでも実践出来ると思いませんか?

たかが1つの計算式であっても、さらに答えが10になる計算式は1つではない可能性もあります。同じ数字で他に答えが無いかを探してみるのも、難易度が挙がって面白いですよ。

例えば先ほどの例でいくと(2+3)×(6-4)でも10になりますよね。

別に答えは10にこだわる必要はありません。「次は答えが「7」」、「次は答えが「5」」等、慣れてくれば最終的な答えを変えるのも面白いと思いますが、私はしばらくは(慣れるまでは)同じ答えが出るように継続してみるのをオススメします。

そうする事で「答えが10に辿りつく計算方法」の勝手に頭の中に浮かんでくるようになります。

具体的には

・10と1or0が出来ればOK(10×1、10-0)
・5と2が出来ればOK(5×2)
・20と2が出来ればOK(20/2)

等、答えが10に辿りつくための過程が勝手に頭の中に出てくるようになれば、計算脳が付いてきた証拠になります。

このように普段眼に入った数字を計算する癖を付けることで、日々の時間が無くても少しの時間で計算脳が鍛えられるようになります。

パソコン仕事をされている方はふとした時に右下に表示されている時間(環境設定やメーカーによって違いますが…)を見て、その時の時分の4つの数字を使って計算してみてもいいですね!

■勉強方法4 テレビゲームで数字に触れる

game

計算問題を練習できる様なテレビゲームソフトも沢山発売されています。

例えばニンテンドースイッチで発売されている「東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング」

このソフトでは一定時間内でどれだけ計算問題が解けたかを競うゲームが集録されており、ゲーム感覚で計算問題を解いていくことが出来ます。

公式PVにその様子が主る録されているものを見つけましたので見てみてください。

天下のニンテンドースイッチのソフトですのでゲーム要素も強く、スマホゲームのそれとは違い途中で飽きさせず継続敵に遊べるように丁寧に作られているのが特徴的です。また、日々のスコアも記録されていくので成長が実感しやすいと思います。

また、記録は公開できますので、家族や友達とスピードや点数を競いあいながら遊んだりもできますので

他にも謎解きや脱出ゲームソフト系で計算問題が練習できそうなゲームソフトは沢山あります。興味がある方はNintendo Switch版とPS4版でそれぞれまとめている記事がありますので、そちらを参考にしてみてください。

■勉強方法5 カレンダーの上下左右を足してみる

calender

普段目にするものと言えばカレンダーがあります。こちらの上下、左右を足した合計値を頭の中で計算してみてはいかがでしょうか?

例えば今日が15日だったとすると、上下であれば8+15+22(ちなみに答えは45)、左右であれば14+15+16(ちなみに答えは45)、さらに上下左右であれば左記の全ての数の和(ちなみにこたえは90)を考えます。

日にちは30日で1サイクルになってしましますが、毎日数字が変わりますので、朝一番、1日1回のモーニングルーティーンとして取り入れてみるといいかもしれません。

また、初めの内はカレンダーを見ながら上下左右を足していくのもいいとも思いますが、慣れてくれば頭の中で上下左右を思い浮かべながら計算すると、より難易度が上がって練習になります。

ここでは深くは触れませんが、このカレンダーの上下・左右の和には法則があります。毎日計算していくことでその法則を見つけ出してみるのも面白いと思います。

ちなみに左右を引き算すると必ず差は1に、上下を引くと必ず差は7になりますので、引き算をしても練習には向きません。あしからず…

■勉強方法6 このブログの記事で勉強する

最後に、このブログでも沢山の計算問題の記事を書いています。

例えば覆面算のカテゴリーではゲーム感覚で、計算が必要な論理パズル問題を記事にしています。また、数列問題のカテゴリーでも、計算が必要な問題もあったりしますので、一度覗いてみてもらえると大変に、大変に嬉しいです!

最後の最後にこの記事の宣伝になってしまってすいません(笑)。

見てもらって後悔してもらわない様に、全力で記事を書いていきます!

よろしくお願いします!

■まとめ

今回は普段の生活の中で計算に強くなる勉強方法を色々と考えてみました。

私は10を作るゲームを小さいころからよくやっていました。初めは意識的にやっていても、いつの間にか4つの数字が目に入ると自然と頭の中で計算するまでになりました。

そしてそのせいもあり(?)、今では計算問題はある程度強いと自負しており、脱出ゲーム系イベントでも必ず計算問題系は任されます(それでも解けない問題があった時はかなりあせりますが…)。

大人になってからでも計算スピードは練習次第で間違いなく上がります。上記の中でご自身のスタイルに合った勉強方法を見つけて、是非実践してみてください!

私も、最近計算スピードが落ちてきたなー、と思っています。

年齢のせいもあるとは思いますが、学生のころに比べて明らかに数字に触れる機会が減ったと感じます。以前は数字が目の前に出てきただけで頭の中で勝手に合計値が出てくる位に計算に慣れていたのですが、今では頭の中で計算式を書いて一個一個足してしまっている始末…これではだめだ!!!ので、スイッチのゲームで鍛えよーっと!

それでは!

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