コロナ対策完璧!ひらぱー×SCRAPのリアル潜入ゲーム体験レポート【ネタばれ無】

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皆さんこんにちは!

謎解き生活、楽しんでいますか?

店舗型の脱出ゲーム等、コロナで物理的に行けない、もしくは控えていた方も多かったのではないでしょうか。

かく言う私もその一人。

しかし、政府の緊急事態宣言も解除され、都道府県外への移動も可能になりました。「活動自粛」というよりは「コロナ対策をしっかりして、上手く付き合っていく」という方向に社会全体も舵を取られており、店舗型の脱出ゲームも再開の兆しがあります。

そんな中開催を延期されていた、ひらかたパーク(通称ひらぱー)とSCRAPが手掛けているイベント『リアル潜入ゲーム 怪盗[PHANTOM THIEF]』が6月19日より再開されました!

私自身、数か月間謎解き系のイベントに行けていなかったのでウズウズが止まらず参加してきましたので体験レポート(もちろんネタバレなし)を書いていこうと思います。

コロナ対策が心配な方も多いと思います。下記で詳細は記載しますが、コロナ対策もしっかりされており、安心して遊べるイベントになっていましたので、是非この素敵で面白いゲームを体験しにひらかたパークに行ってほしいと思います!

■ひらかたパークで開催中のイベント『リアル潜入ゲーム 怪盗[PHANTOM THIEF]』とは

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『リアル潜入ゲーム 怪盗[PHANTOM THIEF]』はひらかたパークで開催中、SCRAPが作成しているイベントです。

SCRAPの公式サイトからストーリーを引用すると

「今回盗み出すのは宝石じゃない。誘拐された少女だよ」

指令を受けたあなたは今、美術倉庫の裏口に息を潜めて隠れている 。

怪盗ヒミツ道具 ファントムギアを手に持って。

ターゲットは、極悪非道な美術商テディ・ベネディクトに誘拐された少女。

怪盗団の新人メンバーであるあなたは、少女を取り戻すため、仲間たちとともにベネディクトの美術倉庫へと潜入するのだった。

銃を手に巡回する警備員。複雑怪奇な暗号や張り巡らされた罠。そして美術倉庫に隠された真実。

怪盗ヒミツ道具 ファントムギアを駆使して要塞のごとき美術倉庫を攻略し、究極の宝 誘拐された少女を救い出せ!

SCRAP~リアル潜入ゲーム~

YOUTUBEにSCRAPの公式プロモーション映像がありました。雰囲気が分かると思いますので是非見てみてください!

○ひらかたパークへ入場はしなくてもよい

本公演はひらかたパークに入場せずに参加が可能です。

ですので実際に費用として掛かるのはリアル潜入ゲームのイベント代として3100円/人のみ(ちょっと高い…)となっています。もちろんその場合はひらかたパークに入場できません。

よくある「イベントのチケットを持っていたらひらぱーに無料で入れます!」というものではなく、「イベント参加とひらぱー入場券付きお得な割引チケット」の様なチケット販売形式も存在しません。

ですので「リアル潜入ゲームの前後にひらかたパークでも遊びたい!!」という方は別途入場料が必要になります。(ひらかたパークは再入場可能ですのでリアル潜入ゲームのイベント前とイベント後の両方をひらかたパークで遊ぶことは可能です。)

ちなみに私はひらかたパークに入場せずにイベントだけ参加して帰りました。コロナ禍で自粛という面もありますし、単純にお金的に高くなってしまうので止めました(笑)。

ちなみにタイムオーバーで脱出できなかった場合、800円払えば10分のコンティニューが可能になりますので必要であればその金額もかかります。

■コロナ対策はしっかり徹底されている。

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イベントに参加するとなると、この時期心配なのがコロナ感染。「イベントに参加したいけど、コロナ対策はどうなの?」と思っている方は沢山おられると思います。

私が実際に参加して感じた事は「かなり徹底してコロナ対策がされている」という事。

私が1回参加し思い返してみただけもこれだけ見つけました。

  • 入場時に検温・マスク着用・アルコール消毒が義務づけされている。
  • ひらかたパーク、リアル潜入ゲームのスタッフ(プレイ中の監視員役の方含む)は全員マスクとフェイスガード着用(暑そう…ご苦労様です)
  • 受付等は全てビニールシートで仕切られており、受け付けスタッフとプレイヤー間での飛沫防止
  • 受付時にユーザーと物を通して接触する可能性があるスタッフはビニール手袋を着用、随時アルコール消毒で手を消毒されている。
  • 普段は4チーム程が合わせて受付を済ませ案内を聞く部屋に通されるっぽいが、2チームに制限され間隔を開けるように足元に禁止マークが施されている。(こんな感じ↓)
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足元のコロナ対策
  • リアル潜入ゲームプレイヤーは無料で使用できるコインロッカーも受け付け時に指定されたコインロッカーを使用。コインロッカー自体も互い違いに使えなくしている模様。
  • 受付待ち時にも3密を避けるため、足元にテープが貼られ間隔をあけるように指示される。
  • プレイ中も必要な場所にはアルコールスプレーが設置されている
  • プレイ人数を制限して開催されている(そのおかげでむしろ遊びやすい)
  • プレイ施設自体は室内だが、天井も高く(小中学校の体育館よりも高そう)、入口のドアは常に全開、換気も行われていそうだった。

受付待ちで少し前に出ていただけで、スタッフさんが「前に出過ぎているのでちょっと下がってください」と注意をされてるほど徹底されていました。素晴らしい。

さらに公式サイトによると、

  • お客さまがご使用になる備品や触れる機会の多い箇所については定期的に消毒
  • 開演前、閉演後は会場内の消毒を実施
  • 会場内のスタッフについては出勤前に検温をおこない、37.5℃以上の発熱や体調不良がある場合は出勤を見合わせる。また、定期的な手洗いおよび消毒を履行

とのこと。

コロナ警察の方からすると「いや、知らない人と同じ空間にいるやん、その時点でダメと言われればそれまでですし、プレイ中は大声をあげることはありませんでしたが、小走りしたり焦ったりで汗が出るほど息切れるのでその辺りは課題かもしれません。(汗に関して、冷房は入っていると思いますが、換気が出来ている為にガンガンには冷房が効いていないのもあるかもしれないけど…)

ただ、飲食店等よりも密ではないと感じますし、これだけの対策がなされていると安心感があります。

コロナと上手に付き合っていくための最高級の対応はされていると実感できました。

下記から体験レポートを記載していきます。
ストーリー上や謎解きのネタばれはしていませんが、会場の雰囲気だったり設置している設備等は触れています。
知識0でイベントに挑みたい方はここから先は読まず、そっと画面を閉じるか、このリンクからブログトップページに移動するようにしてください。

■リアル潜入ゲーム 体験レポート【ネタばれ無し】

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さて、ネタばれ出来ないので簡単に(本編の画像もアップ出来ませんしね…)体験レポートを。

上記で記載した通り、プレイヤーは怪盗団の一員としてある施設に潜入する事になります。

無料のコインロッカーに携帯電話以外の荷物を全て預けた後、受付で場内マップとタブレットを1チーム1個ずつ渡されます。このタブレットを、場内各所にあるセンサーにかざすことで、ストーリーが進行していく仕組みです。

場内に入ると部屋にあるモニターから流れてくる映像をみて、改めて今回のストーリーと潜入する趣旨を教えてもらいます。

○潜入している感が凄く楽しい!

一通りの説明が終わるとメインのフロアに移動します。ここからは巡回している監視員の目をかいくぐりながら、迷路のようになっている所を進んだり、戻ったりしてミッションをクリアしていくのですが、これが面白い!!今までの脱出ゲームでは体験できない、「動き」でのドキドキとハラハラが体験できます。

ただ『潜入ゲーム』と言ってもゲームはゲームなので、物音を鳴らしても怒られませんし、監視員の90度横に立っていても見つからない等、現実の潜入よりは大分甘いです。

昔プレイステーションであったメタルギアソリッド天誅の様なステルス系のゲームをやっていた方なら分かるかもしれませんが、「いや、そんな真後ろに立ってたら普通気付くやろ!」という感じでも気付かれません(笑)。

ミッションインポッシブルの様な高難易度な潜入レベルを期待されているのであればちょっと残念に思うかもしれませんが、ゲームとして楽しむのあれば適正なレベルだと感じました。

また、監視員に見つかっても捕まるわけではなく、場面に応じた時間がチームのプレイ時間から引かれていく仕掛け。これがよくできており、「13番、何してる!」と監視員がチーム員を見つけた瞬間、手持ちのタブレットに表示されている残りタイムが減算されます。

持ち時間は45分ありますが、何回も監視員に発見されると一気に持ち時間が減りタイムオーバーになってしまうので、注意が必要です。

また、イベント途中にはセンサー(実際は糸)が張り巡らされている通路を通ったり(もちろんセンサーに触れると持ち時間減少)、障害物をよけながら進んでいかないといけない通路があったりと、「監視員に見つからない様に動く」以外の潜入要素も満載です。

潜入している感を味わう事も出来ますし、体を動かす体験型イベントとしてもとても楽しい仕上がりになっています。

ちなみに私はイベント終了後には、コロナの在宅生活で衰えた足がガクブルになり、夜には筋肉痛で家の階段がまともに降りられませんでした(笑)。

○潜入ゲームと言えどそこはSCRAP!謎解き要素も満載!

「いくらSCRAPが作っているからって脱出ゲームじゃないなら行かない」と思っている方がいれば、それは間違いです!

本イベントは基本は潜入ゲームですが、そこは天下の脱出ゲーム老舗SCRAPさんが手掛けているイベント。謎解き要素も各所にちりばめられています。

謎解きに関しては多くを語るとネタばれに繋がる部分が多いので正直書く事が無いのですが、監視員に見つからない様に周囲の気を張りながら、さらに頭は謎解きでフル回転、しかも時間が迫っている!なんて状況を想像してみてください!「あ、それ絶対楽しいやつや」ってなりますよね?(笑)。

○服装は軽装で!ヒールなんて絶対履いて行っちゃダメ!

本イベントは何度も書いていますが潜入ゲームです。時には監視員に見つかれない様に小走りで通路を渡ったり、とっさに隠れたりをしないといけません。

ですので革靴やヒールの靴なんてもってのほか!靴はスニーカー等動きやす履物で参加しましょう!

また、上記でも述べたとおりセンサー付きの通路を通ったりもします。服もB系のダボ付いた服はダメ、絶対!

ミッションインポッシブルの主人公になった気持ちで動きやすく、かつ体にフィットした服装で挑みましょう。どうしてもB系の服装で行きたい方は、そう、あれだ…イベント中だけゴムでズボンを固定、シャツはズボンINで(笑)。

また、開催は6~9月の夏場となっています。室内開催なので冷房はかかっていそうですが、寒い程効いている訳ではありません。その上プレイ中は緊張、小走り、さらにマスク着用で終盤には汗だくになるほど暑かったです。薄着をオススメします。

また汗をかいた時用に、タオルや買えのTシャツを用意しておくのもいいかもしれません。コインロッカーは無料で使用できますので、多少荷物が増えてもプレイに支障はでません。

私はここまで汗をかくとは思っていなかった為に替えのTシャツなんか持ち合わせておらず…イベント終わった後の予定が無くて家に直帰だったので本当によかったです。

■オススメのチケット購入日・時間は平日、1番早い時間帯!

本公演は日時と時間を指定してチケットを購入します。

ただ、普段の脱出ゲームとは違い、13:00からの公演チケットを買ったとしても13時から一斉に開始されるわけではなく、13時~14時の好きな間にイベント会場に行くと順次プレイできる仕様となっています。

中のプレイ出来る定員数があらかじめ決められているので、先着順で入場し、後から受付したプレイヤーは場内のプレイヤーが脱出(もしくはタイムオーバーでゲームオーバー)した後からでしか入場出来ません。

コロナ禍で一度に出来るプレイ人数はかなり絞られていると思いますので、チケット指定時間の後半に行くと、かなりの待ち時間が必要になると思われます。

さらに13時のチケット購入者の中でいの一番に受付を済ませたとしても、12時からのプレイヤーがプレイしている最中であれば待ち時間が発生します。

また、私達はイベントの一番早い時間の2番目に入ったので場内のプレイ人数も少なく案外スムーズにプレイできましたが、プレイ人数が増えると潜入中に他のプレイヤーと曲がり角でぶつかって恋が芽生えちゃ…もとい、監視員と間違ってしまってびっくりする事が増えそうでした。(実際ゲーム後半になるにつれプレイヤ―が増えてゴチャゴチャする場面もありました。)

参加を検討されている方へのオススメの時間帯としては、その日の一番最初の時間帯のチケットを買って、かつ、いの一番に会場に到着し待つことです。

もしくは平日であれば比較的人数が少なくプレイできそうです。

■今ならチケットが買い放題!

このコロナ禍でチケットが売れていないのか、この記事を書いている6/29時点で、直近の土日であってもほとんどの日時のチケットが購入可能状態です。

実際、私は日曜日に行きましたが、前日の土曜日の夜時点でどの時間帯も購入可能、さらに14時以外の時間帯は「残りあとわずか」にすらなっていないという感じでした。

イベントとしては申し分ない面白さですので、チケットが余っているのは残念でなりません。

脱出ゲーム好きはもちろんサバイバルゲーム好き、ステルス系のゲーム好き、ミッションインポッシブル好き、というか楽しい事が好き…等、沢山の人に遊んでもらいたいです!

1チームは最大3人ですが、1人(ソロプレイ)、2人(ペアプレイ)でもプレイ可能ですので、メンバーの定員数を気にせずに行けるのも吉。4人で行って2・2の2チームに分かれて遊ぶのもいいですね!

ちなみに私は2人でプレイしました。3人より小回りが効き潜入しやすい、かつソロプレイでは謎解き部分が心もとなかったので丁度よかったです。

本イベントはひらかたパークでは9月頃までしか体験できませんので、予定を調整し是非プレイしに足を運んでください!

チケット購入はSCRAPの公式サイトからどうぞ

■まとめ

今回は『コロナ対策完璧!ひらぱー×SCRAPのリアル潜入ゲーム体験レポート【ネタばれ無】』と題して、ひらかたパークで開催されているリアル潜入ゲームについて記事にしました。

コロナ禍でまだまだ完全に脱出ゲーム生活を送れる状態ではありません。私自自身も正直まだアジトやヒミツキチ系の完全な箱型の脱出ゲームに参加するのには抵抗があり控えていますがが、こうやって徐々に参加していけたらいいかなと思っています。

同じような感染が心配で「ひらぱーでやっている『リアル潜入ゲーム』って楽しそうだけどコロナが怖い…実際どうなの?」と思っている方に少しでもこの記事が参考になれば幸いです。

ネタばれ以外であれば記事下にあるコメント欄に質問して頂ければ返答もさせてもらいますのでお気軽にどうぞ!

それでは!

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