【論理パズル】数列問題が出た時に考えるべき5つのポイント!

math数列

皆様こんにちは!

さて、今回は数列問題の全般的な考え方について解説したいと思います。

数列問題は脱出ゲームや謎解き本、なぞなぞ等でも度々出される超超頻出問題ですので、ぜひぜひ考え方を覚えていってもらえればと思います。

■数列問題とは?

まずは「数列とは何ぞや?」という方の為にWikipediaから抜粋

数列(すうれつ、sequence of numbers)とは、数を一列に並べたものである。

Wikipediaより

言わずもがなかもしれませんが、実例としてはこんな感じ↓

1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, …

これを脱出ゲーム等の謎解き・パズル本等ではある一部分を穴埋め枠で隠して答えさせるのが一般的です

こんな感じ↓

1, 2, 3, 4, , 6, 7, 8, 9, … (答えは:5)

また、脱出ゲームやパズル本等の謎解きでは数値だけではなくアルファベットやひらがな等の、数字以外の文字が問題として襲いかかってきます。こんな感じ↓

ひらがな:
  い,ろ,は,に,■,へ,と,ち,り, … (答えは:ほ)

英文:
  A, B, C, D,■, F, G, H, I, … (答えは:E)

数列問題については正直解き方の手順なんてものは存在しないと思いますが、いくつか押さえておきたいポイントがありますので、その辺りを下記から書いていきたいと思います。

■数列問題のルール

数列問題を解く上で前提となるルールをおさらいしましょう。

①何らかの規則に従い、数字や文字が並んでいる

これくらいでしょうか。

先に記述した数列問題も含め前後の値の関係性を追っていけば解ける問題が多いですが、書かれている文字全てで一つの答えを導き出せる問題や、中には一つ飛ばしでないと解けない問題なんていうひねくれた問題もあるので、色々と頭の中で想像して考える事が答えを導き出す近道かもしれません。

■数列問題を見たら考える5つの事

パッとみて答えが閃く問題についてはそのまま答えに一直線でいいですが、パッとみて分からない場合、私は下記の様な手順でヒントを探します。

① 数式で書かれている文字・数字の数を数える。
② 最後に「…」等が書かれているか確認する。
③ (数値の場合)数字の前後を四則演算してみる。
④ (数値の場合)③でも分からない場合は一つ飛ばし・2つ飛ばしで四則演算してみる。
⑤ 数値・文字自体に意味があるか考える。

です。下記よりそれぞれの意味を説明します。

①文字の数を数える ②「…」をチェックする

まず、①②をする理由は同じですが、書かれている数式・文字の数に意味のあるものかを考えます。例えば、下記のような数列があったとします。

S M T W S  S 

の様な問題の場合、最後に「…」は有りません(②)。そして書かれている文字を数えると7個です(①)。 この「7」という数字がこの問題を正解に導く大きなヒントになります。

身近にある「7」………1週間ですね!

この問題は1週間の曜日を英語にした時の頭文字を表していて、答えはFridayの「F」になります。

それではもう一つ例題です。

O T T F F  S …

上記の様な問題があった時、最後に「…」が付いています。つまり書かれている数自体に意味の無い事が分かります。

また、このように「…」が書かれていた場合は

  • エンドレスに文字が続いていく様なもの
  • もしくは終わりがあったとしても多すぎて問題分に書ききれないもの

という事になりますので、そういう意味でヒントになりますね!

「…」が書かれていない数列問題の場合でも、省略されているだけで本当は「…」が付く数列の場合もありますのでご注意ください!

③④(数値の場合のみ)前後・一つ飛ばしで数を四則演算する

次に③④ですが、数値の場合はこの解き方が圧倒的に多いという実感です。

前後の数字を足してみる、引いてみる、かけてみる、割ってみる。答えが出ない場合は1つ飛ばしで同じことをやってみる。それでも出なければ2つ飛ばしで…という具合に前後の数字遊びで回答を考えてみます。

ちょっとひねくれた問題であれば最初は足す・次に引く・その次は足す…と交互に演算してみると解ける問題もあります。

⑤数値・文字自体に意味があるか考える。。

ここまでやっても解けないとなると、もう最後は「⑤数値・文字自体に意味があるか考える。」となります。

これは頭をまっ白にして考えて、正直閃くしかないです。。。

ここが解けるか否かは経験と知識で大きく変わってくると思いますので、普段から頭を柔らかくするためにたくさん問題に触れてください!このブログでもこれからたくさん数列問題を提供していくつもりです!

■最後に

いかがでしたでしょうか?

数列問題は一部の数字、ひらがな、アルファベット等、好きな文字を答えに出来る為、脱出ゲームやパズル本等の問題作成者にとっても都合のいい問題といえます。

ですので、「犬も歩けば棒に当たる」かの如く「脱出ゲームに行けば数列問題にあたる」位よく見る問題ですので、脱出ゲームで脱出成功を目指す方はたくさん問題に触れて慣れておいた方がいいですね。

「数学は暗記科目だ!」なんてよく言いますが、数列問題についても経験値がものをいうと私は思っています。

パッと見てみたことある問題であればすぐに解き方が分かりますからね。

逆に本ブログでも取り上げている覆面算などの問題は解き方がわかっていても実際に解いていかないと答えにたどり着かない問題だといえます。

見たことがない問題に出会った時にどう頭の中で考えるか、本記事でとっかかりだけでも覚えてもらえれば嬉しいです。

私が今まで経験してきた中から、よく出るような問題や、似た要領で作ってみた問題は、また違う記事でまとめたいと思います。

以上です。

それでは!

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